青空文庫
夜明け前
01 第一部上
島崎藤村
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木曽路はすべて山の中である。幕末から明治へ、激動の時代を生きた一人の庄屋の物語。
あらすじ
Story徳川末期の木曾路です。中山道の宿場・馬籠の本陣を預かる吉左衛門と、造り酒屋の金兵衛は、変わらぬ宿役人の勤めに追われていました。厳しい森林統制や諸大名の通行、雨乞いの騒動のなかで、江戸からの不穏な知らせが届き始めます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 木曾路の厳しい自然と、宿場町に生きる人々の暮らしや伝統が描かれている
- 尾張藩や幕府の複雑な支配体制の下で、宿役人としての苦悩が細やかに記されている
- 黒船の到来という時代の大きなうねりが、静かな山里の日常へと少しずつ影を落とす
こんな人におすすめ
For you- 日本の歴史に興味がある人
- 重厚な人間ドラマを好む人
- 丹念な描写の小説を好む人
時代背景
Background江戸時代末期の嘉永年間です。長い鎖国体制が揺らぎ、西洋船の来航によって国内が混乱し始める時期を描いており、中山道という要衝を通じた幕藩体制の支配構造が物語の背景となっています。
作者について
Author島崎藤村は明治から昭和にかけて活躍した日本の小説家、詩人です。自然主義文学の代表的作家として知られ、本作は父の生涯をもとに明治維新前後の日本の変革期を描いた大作です。
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