青空文庫
概括的唐宋時代観
内藤湖南
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読了の目安: 約14分
あらすじ
Story唐宋時代という名称は歴史文化的に意味をなさず、唐代は中世の終末、宋代は近世の端緒であると説きます。従来の朝代による区分を改め、支那の中世から近世への変化を、貴族政治から君主独裁政治への移行という観点から総括しています。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 唐と宋の文化の性質の違いを中世から近世への移行として捉える視点を示している
- 六朝から唐までの貴族政治の本質と、家柄が社会の中心を形成した背景を描く
- 貴族政治の廃絶と君主独裁政治の成立という政治上の変化を明らかにしている
こんな人におすすめ
For you- 中国の歴史の大きな転換期を知りたい人
- 歴史の時代区分のあり方に関心がある人
- 政治体制の変遷を深く考察したい人
時代背景
Background大正時代から昭和初期にかけて、京都帝国大学を中心に中国史の新しい時代区分論が模索されていた時期に発表されました。著者は現地調査や実証的な研究を重んじる京都学派の礎を築き、中国の歴史を独自の視点から大局的に捉える歴史学を確立しました。
作者について
Author明治から昭和初期にかけて活躍した日本の歴史学者であり、東洋史学の開拓者の一人です。中国の歴史や文化に通じ、現地での調査や膨大な史料の読解を基にした独自の歴史観を構築し、後の東洋史研究に多大な影響を与えました。
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