青空文庫
安重根
――十四の場面――
谷譲次、林不忘
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
あらすじ
Story明治末期の露領ウラジオストックです。独立運動に身を投じる安重根は、各地を遊説し、同志たちと合流しながらハルビンでの決意を固めます。一方、街では日本の軍艦入港の噂やスパイの影が忍び寄り、緊迫した空気が漂い始めます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 露領から満洲へと舞台が移りゆく中で描かれる、混沌とした初期植民地の生々しい風物と空気感
- 国家の独立と闘争を訴える安重根の情熱と、日々の生活や個人の思惑に囚われた聴衆との温度差
- 理髪店や新聞社を舞台に、スパイの影が迫る中で交わされる緊迫した会話と人物たちの動静
こんな人におすすめ
For you- 歴史の転換点に生きる人々の群像劇が好きな人
- 緊張感のある戯曲を読むのが好きな人
- アジアの近代史に関心がある人
時代背景
Background日露戦争後の明治末期、日本が韓国の統治権を強めていた時代です。韓国の独立を求めて露領沿海州や北満洲へ逃れた人々や独立運動家たちの潜行生活が、当時の現実に即して描かれています。
作者について
Author谷譲次と林不忘は、大正から昭和にかけて多彩なエンターテインメント小説や戯曲を発表した作家です。本作は、歴史的事件の背景にある人間模様を鋭い観察眼で捉えた劇作品です。
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