青空文庫
河童の話
折口信夫
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
あらすじ
Story著者自らが壱岐の島へ渡り、北九州一円に息づく河童伝説や水の神信仰の実感を採集した記録です。海からやって来る神聖な水と地下水のつながり、人間に仕えた河童の物語、さらには藁人形の伝承から河童の起源を紐解いていきます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 壱岐の島に残る河童にまつわる様々な伝承や、富や家業の栄枯盛衰との結びつきを丁寧にたどっている点。
- 海から地下水を通って神聖な淡水が湧き出るという、日本各地の古い信仰のあり方に迫っている点。
- 河童の手が抜けやすい理由や藁人形との関わりなど、民俗学的な視点からその正体に迫る構成。
こんな人におすすめ
For you- 日本の民俗学に深い関心がある人
- 土地の古い伝承や信仰を味わいたい人
- 静謐な語り口の紀行文が好きな人
時代背景
Background大正から昭和にかけて、近代化の中で失われゆく日本の伝承や信仰の姿を、自らの足で歩いて採集する民俗学が発展しました。本書は、そうした時代背景の中で地域の伝承を丹念にすくい上げる学問的試みの一つとして書かれています。
作者について
Author柳田国男とともに日本の民俗学を創始した学者です。古典文学や神道、民俗に関する膨大な研究を残し、日本人の精神的基層を鋭い洞察力で明らかにしました。
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