青空文庫
ドグラ・マグラ
夢野久作
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
目覚めると、自分が誰なのかわからない。読む者を迷宮に閉じこめる、日本三大奇書のひとつ。
あらすじ
Story目が覚めると、見知らぬコンクリートの部屋に大の字で寝ていました。自分の名前も過去の記憶も一切思い出せず、途方に暮れる主人公です。すると隣の部屋から、自分の許嫁だと名乗る謎の女の悲痛な叫び声が聞こえてきます。恐怖と混乱の中、さらに奇妙な巨人の紳士が目の前に現れます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 自分の名前も過去の記憶も完全に失っている主人公が直面する、得体の知れない恐怖と戸惑いの心理描写です。
- 壁を隔てた隣室から聞こえてくる、主人公を「お兄様」と呼ぶ女の切実で不気味な叫び声の響きです。
- 突如として部屋に現れた、圧倒的な存在感を放つ馬のように顔が長く背の高い異様な紳士の姿です。
こんな人におすすめ
For you- 密室ミステリーが好きな人
- 心理描写をじっくり味わいたい人
- 不条理な世界観に浸りたい人
時代背景
Background昭和初期の日本において、精神医学や異常心理学への関心が高まる中で書かれました。閉ざされた空間や人間の深層心理を問う作風が、独特の雰囲気を生み出しています。
作者について
Author夢野久作は、独自の幻想的で怪奇な作風で知られる日本の小説家です。人間の狂気や深層心理を描いた本作は、その実験的な構成と圧倒的な文章量で日本の探偵小説史に強い影響を残しました。
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