青空文庫
最後の胡弓弾き
新美南吉
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
あらすじ
Story旧正月に胡弓と鼓を持って村を出た十二歳の木之助と従兄の松次郎です。町の一軒一軒をまわり、お祝いの歌を謡って歩く中で、子供の心に残る不思議な出会いや大人の冷たさに触れていく様子を描いています。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- まだ電燈のない村で、牛飼いの家へ通いながら胡弓を習う心躍る情景が丁寧に描かれています。
- 初めて町へ出て門付けをする少年の、恥ずかしさと誇らしさが入り混なう初々しい心情を伝えます。
- 裕福な家で振る舞われるご馳走と、冷ややかな視線を向ける女中との対比が印象に残ります。
こんな人におすすめ
For you- 子供時代の懐かしい記憶に浸りたい人
- 昭和初期の素朴な情景を味わいたい人
- 心温まる人間ドラマに触れたい人
時代背景
Background昭和十四年の新聞に発表された作品であり、作者が幼少期を過ごした明治末から大正期にかけての、日本の地方における伝統的な正月の門付けの風習や、素朴な農村の暮らしが背景にあります。
作者について
Author愛知県の農村に生まれ育ち、大正から昭和にかけて童話や詩を数多く発表した日本の代表的な児童文学者であり、人間の心情を細やかに描く作風で知られています。
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- 出典 発表時期:青空文庫の作品データ(初出:「哈爾賓日日新聞」1939(昭和14)年5月17日~5月27日)