青空文庫
十二支考
06 羊に関する民俗と伝説
南方熊楠
読む
読了の目安: 約19分
あらすじ
Story流行感冒の病み上がりから、羊にまつわる雑談を思い付き次第に書き始めます。スウェーデンの凶年を救った素女の神託譚、ヨーロッパ各地に伝わる気候にまつわる老婆と羊の伝説、海上の白波と羊の比喩、『孟子』の牛と羊の死に対する恐れの解釈などを引き合いに出し、羊にまつわる東西の伝承や俗信を縦横無尽に考察していきます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- スウェーデンの凶年を救った美しい素女の奇策と山羊を巡る神話を丁寧に紹介している点
- ヨーロッパ各地に残る気候の変動と羊を巡る少し皮肉な民間伝承を集めている点
- 『孟子』の一節をめぐる馬琴と志村知孝の解釈の対立や、筆者の屠場での実見を交えた考察
こんな人におすすめ
For you- 民俗学の話題が好きな人
- 幅広い知識に触れたい人
- 動物にまつわる伝承に興味がある人
時代背景
Background大正初期の文化や学問の空気が色濃く反映されており、西洋の文献と日本の古典俗信を横断的に比較する近代の知的好奇心に満ちた随筆です。
作者について
Author独自の視点で博物学的な研究を深め、のちに民俗学の礎を築いた異色の学者であり、海外留学の経験も活かした圧倒的な知識量で様々な雑録を執筆しました。
この解説は AI が本文をもとに作成したもので、誤りを含むことがあります。お気づきの点は、利用規約のページのお問い合わせ先までお知らせください。
- 出典 発表時期:青空文庫の作品データ(初出:「太陽 二五ノ一」博文館、1919(大正8)年1月)
みんなの感想
Reviews読み込んでいます…