青空文庫
芋
佐左木俊郎
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
あらすじ
Story山芋を掘る事だけが能である福治爺は、蛇を恐れながらも日々の糧を得るために薮を歩いています。しかし、蛇に阻まれて収入は乏しく、妻からは罵られる厳しい生活を送っていました。ある雨の日に山芋を掘ったことが原因で、彼は間歇熱に冒されてしまいます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 山芋を掘ることに人生のすべてを費やす福治爺の泥くさい日常が描かれています。
- 蛇を異常に恐れるあまり、立派な芋蔓を見つけても逃げ出す滑稽さが丁寧に描写されています。
- 貧しさゆえに医者すら満足に呼べない、底辺の労働者たちの厳しい生活現実が示されています。
こんな人におすすめ
For you- 底辺の労働者たちの暮らしに関心がある人
- 東北の土の匂いがする自然描写を好む人
- 人間味あふれる生活の断面を読みたい人
時代背景
Background大正から昭和初期にかけて、日本の農山村では貧困にあえぐ人々が日々の糧を得るために過酷な労働に従事していました。本作は、そうした社会の底辺で生きる人々の姿を、冷徹かつリアルな視線で切り取って描いています。
作者について
Author佐左木俊郎は、東北の農村や労働者の生活を題材に、自らの実体験も交えながらリアリティのあるプロレタリア文学や農民文学を発表しました。生活の匂いを漂わせる描写力に定評があります。
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