青空文庫
獄中への手紙
08 一九四一年(昭和十六年)
宮本百合子
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
あらすじ
Story新年を迎えた目白の家で、著者は家族や知人たちと穏やかなお正月を過ごします。羽根つきを楽しんだり、知人から届いた心のこもった贈り物に喜んだりしながら、巣鴨拘置所にいる顕治へ向けて日々の出来事や文学への思いを綴ります。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 巣鴨拘置所にいる顕治へ宛てて、お正月の賑やかな様子や日々の暮らしを細やかに伝える温かな文面です。
- 雪の降る日の静けさや、古い家での生活の細部が写実的で、当時の日常の空気が鮮やかに蘇ります。
- 文学に対する真摯な姿勢や、社会の大きな転換期における鋭い観察眼が随所に表れています。
こんな人におすすめ
For you- 手紙という形式の文学に親しみたい人
- 昭和初期の日常の暮らしに関心がある人
- 宮本百合子の細やかな文章を味わいたい人
時代背景
Background第二次世界大戦敗戦前の日本において、治安維持法違反などで拘置所に勾留された夫・宮本顕治へ宛てて書かれた書簡集です。戦争へと向かう時代の重苦しい社会情勢の中で、日常の暮らしと文学への情熱が率直に綴られています。
作者について
Author日本のプロレタリア文学を代表する女性作家・小説家です。生活の細部を見つめる確かな目と、社会の矛盾に立ち向かう強い意志を持った作品を多く残し、近代日本文学史に大きな足跡を刻みました。
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