青空文庫
赤い玉
楠山正雄
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あらすじ
Story大国主命のもとへ、新羅から天日矛命という神が渡って来ます。土地を借りたいという申し出に対し、命が海を貸したところ、命は剣で海水をかき回して立派な御殿を作り上げます。命は警戒心を抱き、家来に摂津国を守らせることにします。さらに、天日矛命が日本へやって来るきっかけとなった、新羅での不思議な出来事が語られ始めます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 神さまたちの出会いと、海上に御殿が瞬く間に出来上がる不思議な光景を描いています。
- 古くからの神話の世界を、親しみやすい言葉で丁寧にたどっていく雰囲気が漂っています。
- 天日矛命の出自にまつわる、沼のほとりでの謎めいた出来事の導入が展開されます。
こんな人におすすめ
For you- 日本の古い神話に興味がある人
- 穏やかな語り口の物語を読みたい人
- 昔話の背景を知りたい人
時代背景
Background大正時代から昭和時代にかけて、日本の古い神話や伝承を子ども向けに分かりやすく再話する試みが盛んに行われました。本作もそのような児童向け文化運動の一環として、古事記や日本書紀に記された神話を基に執筆されています。
作者について
Author楠山正雄は、大正から昭和期にかけて活躍した劇作家であり、児童文学の翻訳や再話の分野で多くの業績を残しました。日本の古い伝承を子どもたちに伝えることに尽力し、親しみやすい文体で数々の優れた作品を世に送り出しました。
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