青空文庫
蠹魚
宮本百合子
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読了の目安: 約6分
あらすじ
Story福島の祖父の空き家で長逗留をすることになった私は、暇つぶしを兼ねて亡祖父の残した蔵書を整理し始めます。そこには明治初期の様々な古本や書類が散らばっており、私はそれらを手にとって眺めながら、昔の東京書籍館の古い書目などに興味を惹かれていくことになります。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 埃っぽい蔵の三畳間で古い本を整理する静かな場面から始まります
- 明治時代の古い書目や警察の書類にふと目を留める様子を描いています
- かつての上野にあった古い図書館の様子や当時の雰囲気を回想します
こんな人におすすめ
For you- 古い本や図書館の歴史に興味がある人
- 静かな田舎の古家の雰囲気を味わいたい人
- 明治時代の書物や文化の香りに触れたい人
時代背景
Background大正13年7月に発表された作品です。関東大震災で多くの書籍や文庫が失われたという背景があり、作中でも震災で書籍が焼けたことによる淋しさが語られています。
作者について
Author宮本百合子は、明治末期から昭和にかけて活躍した日本の小説家です。自然主義的な傾向や自身の体験を基にした作品を経て、プロレタリア文学の分野でも重要な足跡を残しました。
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- 出典 発表時期:青空文庫の作品データ(初出:「現代仏教」1924(大正13)年7月号)
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