青空文庫
三国志
02 桃園の巻
吉川英治
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乱れた後漢の世に、劉備・関羽・張飛の三人が桃園で義兄弟の契りを結ぶ。
あらすじ
Story後漢末期の黄河畔です。母へ茶を買うため旅をしていた青年劉備は、世を乱す黄巾賊の頭目・馬元義に捕らえられ、その供をさせられます。道中の古寺で老僧から王者の剣の由来を聞かされた劉備は、やがて来るべき乱世の中で民を救う誓いを胸に抱きます。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 黄河の荒涼とした風景と、旅の青年の純粋な孝心が美しく描かれています
- 不穏な気配をまとう黄巾賊の登場により、物語が緊迫感を帯びて展開します
- 劉備が暗黒の世で武による救済を決意する、運命的な瞬間が訪れます
こんな人におすすめ
For you- 中国の歴史ドラマが好きな人
- 壮大な群像劇を読みたい人
- 英雄たちの原点に触れたい人
時代背景
Background日中戦争の最中である1939年に新聞連載が始まりました。混迷を極める時代背景の中で、中国の古典を翻案し、人間が生き抜く意味やリーダーのあり方を問う物語として強く支持されました。
作者について
Author吉川英治は、大衆文学の分野で数々の歴史小説の名作を生み出した日本の小説家です。史実と独自の解釈を織り交ぜた重厚な人物描写で、現代にも読み継がれる独自の三国志世界を構築しました。
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