青空文庫
花のき村と盗人たち
新美南吉
この作品は、お住まいの地域ではまだ著作権の保護期間中か、保護期間が終わっていることを確認できていないため、本文を公開していません。
花のき村に来た五人の盗人。仕事の下見のはずが、ある子どもと出会ってしまう。
あらすじ
Story初夏の平和な花のき村へ、五人組の盗人たちがやって来ました。親方であるかしらは川端に残り、昨日まで釜師や錠前屋、大工などだった四人の弟子たちに村の様子を探らせます。ところが弟子たちは、仕事の癖やのんびりした気質が抜けず、見当違いの報告ばかりを持って戻ってくるのでした。
物語の序盤までの紹介です。結末には触れていません。
読みどころ
Highlights- 昨日まで職人だった素人盗人たちが、それぞれの前職の癖や気質をどうしても隠しきれない滑稽な姿を描いています。
- 弟子たちのピントが外れた報告に対し、かしらが呆れながらも厳しくツッコミを入れる掛け合いのユーモアがあります。
- 初夏の緑豊かな花のき村の情景や、のどかな村の空気が生き生きとした日本語の筆致で丁寧に表現されています。
こんな人におすすめ
For you- ユーモアのある児童文学が好きな人
- のどかな村の情景を楽しみたい人
- ほのぼとした人間模様に触れたい人
時代背景
Background太平洋戦争中の1943年に発表された童話です。物資が不足し厳しい社会情勢のなかで、人間の温かさやユーモアを描いた童話が多く書かれました。
作者について
Author愛知県出身の童話作家で、大正から昭和にかけて多くの心温まる作品を残しました。人間の心の機微や優しい眼差しが特徴の日本を代表する童話作家の一人です。
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